患者さん
30代 女性 デスクワーク
来院動機
当院に来院されているインストラクターさんの紹介
症状
高校生の頃から「顎の痛みや違和感」を感じ始め、口が開けづらいという状況が続いていた。
歯科医院や接骨院(整体院?)などに長年通い続けたが、結局、痛みや違和感に変化はなく、半ば諦めかけていた。
また、ご本人は右半身全体に違和感を感じ、身体のバランスの悪さを自覚しており、日常生活や運動にも影響をもたらしていた。
運動やヨガなど、人一倍ご自身の身体には気を付け、ご自身で何とかしようと頑張っておられましたが、通っていた運動のインストラクターさんに当院を紹介されご来院。
- 顎(右側)が口を開けると痛い
- 右半身の違和感
- 肩こり、首のこり
- 腰痛
当院にご来院前の治療方法
- 歯科医院で噛み合わせの治療
- マウスピースなどによる矯正
- 整骨院でマッサージのような施術を受ける
こういった治療を長年続け、しかし改善には至らなかったため、ご自身で運動をしたり頑張った。
当院での施術
当院の施術は、「部分だけ」の施術は行いません。
顎の痛みに対し、もちろんアプローチをして行きますが、人間の身体は、下半身からの歪みを上半身~首~頭部でバランスを取るため、「顎だけ」を治療しても、例え良くなったとしてもその効果は一時的になります。
骨盤を含めた下半身の施術、身体のバランスを整えること、顎関節の歪みを取る。
そうした治療を続けて参りました。
経過
院長の施術を希望されていましたが、予約が先になってしまうため初診はスタッフでの施術。
その後院長が施術を行い、段々と痛みや違和感が消えていた。
週に1度の施術を一か月ほど行ったところ、まだ違和感は残るが、だいぶ楽になっているとのこと。
身体のバランスも良くなってると感じ、「もっと早くここに来ていれば、あんな無駄なお金を使わずに済んだのに…」とおっしゃっていました。
(個人の感想であり、他の施術を批判しているわけではありません)
その後2週間に一回ほどの施術を継続して行っている。
良くなってくれば、もう少し間隔を広げて経過を観て行っても良いはずです。
施術者による考察
「どこに行っても良くならなかった方は、ぜひ当院に」という文言をトップページにも書いているので、まさに有言という形になったわけですが、近年そういった方が多いように感じます。
今回の方も、知人のご紹介がなければ、諦めかけていたわけで、何とかお役に立てることができ、当院としても嬉しく思います。
顎関節に関しては、症状別のページをご覧いただければ良いのですが、ご注意していただく点を申し上げますと、削ってしまった「歯」は二度と元には戻りません。
「咬み合わせが…」と言われ、削ることをされてしまうと、余計にバランスが崩れることだってあり得るわけです。
歯は削らなくても、顎の痛みに関しては良くなることが多いんです。
その前にやることやできることはたくさんあります。
そして、マウスピースも就寝中にすることが多いようですが、「歯を保護する役割」はあるかもしれませんが、顎関節症の原因と言われている「噛み締め」は防ぐことができません。
人によっては、マウスピースにより口に違和感が出てしまい、余計に噛んでしまう方もいらっしゃいます。
当院では、リラックスできていれば噛み締めることはないはずなのに、なぜ噛んでしまうのかの方に目を向けて施術を行います。
もしあなたが、長年の顎の痛みでお困りであれば当院にご相談くださいね。
この記事を書いた人
中野 貴博(なかの たかひろ)
横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師
当院のコンセプトである「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。
昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)
血液型O型
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よこはま山手治療院でございます。