膝の外側の痛みでお困りだった方の症例

 

膝の外側の痛み、腸脛靭帯炎で悩まされたいた方の症例

ご来院者

 

50代 女性 横浜市磯子区

来院動機

 

当院に通院され、脊柱管狭窄症から来る「坐骨神経痛の症状」から回復された旦那さんのご紹介で来院されました。

 

症状

 

・正座ができない

・しゃがむと痛みがある

・立ち仕事でずっと立っていても痛くなる時がある

 

など主に膝を屈曲させると痛みが出ていたようで、来院者の方自身が、「膝」だと思い込んでおり、「この辺が痛い」と具体的な痛みの場所はよく分からないといった状態でした。

 

当院にご来院前の治療方法

 

整形外科に通院されていましたが、電気療法や湿布などでは改善せず。

当院での施術

足首の施術

 

まず、ご本人が「膝が痛い」とおっしゃるため、屈曲させて痛みのある箇所を確認しました。

 

「ここですか?」と聞いてみても、ご本人もよく分からないとおっしゃいます。

 

「だいたいこの辺」と膝の外側を指されます。

 

当院では「膝の痛み」に対して、膝蓋骨と脛骨、腓骨の位置を見て軸を合わせたり、股関節や足首なども調整します。

 

触診すると、外側に張りがあり、軸を合わせて「楽になった」と初回の施術はお帰りいただきました。

 

しかし、一週間後くらいにもう一度来院していただいた時には「まだ痛い」とおっしゃいます。

 

もう一度しっかり「どこが痛むのか」と問診してみると、膝蓋骨というよりも腸脛靭帯から痛みが来ていることが分かりました。

 

大腿部の軸を合わせる施術、股関節の位置の調整、鼡径部、恥骨の矯正を行い、痛みは消失しました。

経過

 

その後一週間から二週間に一度くらいのペースでご来院され、「調子が良い」日が多かったのですが、たまに痛みの出る日がおありのでようで、身体全体のバランスを整える施術はもちろん、セルフケアなども指導しております。

 

考察

 

今回は、「どこが痛むのか不明瞭な状態」で施術を始めてしまったことが私自身の反省点で、しっかり問診と検査を行うべきでした。

 

来院者自身も「よく分からない」と仰っていたのですが、「膝の外側の痛み」はこうだという思い込みがあった私の思い込みで初回は楽になられたとお帰りいただいたものの、すぐに症状が戻ってしまうことになってしまいました。

 

しかし、「その施術あったから、痛む場所が具体的に分かるようになりました。」と来院者の方は仰ってくださいましたが、腸脛靭帯、大腿筋膜張筋などの張りから来ている「膝の痛み」に対し、しっかりヒアリングをしなければと、こちらも勉強させていただきました。

 

無事痛みがなくなったことは本当に良かったです。

 

この記事を書いた人

院長

 

中野 貴博(なかの たかひろ)

 

横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師

 

当院のコンセプトである痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。

 

昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)

 

血液型O型

 

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よこはま山手治療院