当院の「姿勢改善」・「姿勢矯正」について|横浜市中区の整体院

  • 周囲から猫背だと言われた
  • 小さい頃から、「姿勢が悪い」と言われていた
  • 人一倍姿勢に気を付けているのに、肩こりや首の痛みが治らない
  • 子供の姿勢が悪いのが気になってしまう
  • なで肩、巻き肩であると言われたことがある

 

一般的に言われている「良い姿勢」を常識として当てはめると、上記のようなことは皆さん言われ続けてきたことだと思います。

 

しかし、従来の姿勢教育が、誤ったものであると申し上げたら、ビックリされるでしょうか。

 

そうですよね。

 

実際に私も「そんなことないだろう」と従来の常識に何の疑いも持っていなかった一人です。

 

今までの姿勢教育は、「正しい姿勢」とは言えません。今すぐに変えるべきです。

 

その理由をこれからご紹介して参りますね。

姿勢教育

「猫背」とは何でしょう?「猫背」とはどういう状態なのでしょうか?

骨格モデル

「姿勢が悪い」=「猫背である」

 

まだ小さい頃からこのような教育を当たり前のように受けてきたので、上記のようなことを多くの方は当然のように受け入れているのが現状です。

 

しかし、本当の猫背とはどういう状態を指すのでしょうか?

 

まず、猫背と対極にある「平背」について知らなければいけません。

 

前提として生理的弯曲についてですが、図を見ていただくとお分かりのように、頸椎(首)と腰椎(腰)の部分は、前湾と言って少し反っているのが正常とされています。

 

反対に、胸椎(背中)は、丸くなっているのが確認できるかと思います。

 

ご存知でしたでしょうか?背中は丸いのが正常なんです。

 

しかし、多くの方が、この背中の丸みをなくす姿勢、つまり背中を起こしすぎる「平背」と言われる姿勢になってしまっています。

 

背骨の角度の正常な範囲については、後述しますが、もともと緩やかなカーブを描いている背骨を、無理やり起こすことが推奨されているわけです。

 

「無理やり」に起こしているわけですから、負担がかかるのは当然のことで、リラックスではなく、常に緊張した姿勢をせざるを得ません。

 

緊張した状態 → 筋肉が硬くなる → 血流が低下 → コリやすくなる → 痛み

という悪循環に陥ってしまうんです。

 

猫背の定義とは

猫背の定義

「猫背だ」と多くの方が当たり前のように使っていますが、その定義を知っている人は実はほとんどいません。

 

上記のように「姿勢が悪い」=「猫背」であるという図式を、小さい頃から教育されて来たからです。

 

下記の背骨のイラストを見ていただくと、胸椎(背骨)の弧がなす角度は63度なんです。

 

これが理想的な背骨のカーブだと言われています。

 

63度を基準として、正常な範囲は56度から69度となっており、

 

◎56度以下→ 平背
◎63度が理想的な位置
◎69度以上→ 猫背

 

という定義がなされています。

 

この基準を当てはめてみると、ほとんどの方が、胸椎を起こしすぎている姿勢ですよね。

 

猫背

立腰教育を受け続けている日本人

多くの日本人の方の姿勢は、「猫背」ではなく、背中を起こしすぎている「平背」呼ばれる姿勢なんです。

 

欧米の人(イタリア人などは)は、ほとんどの方が丸い背中をしています。

 

無理に背中を起こしている人は、いません。(アメリカ人の方は、少しだけそういう教育を受けてしまって、背中を起こす人がいるそうです)

 

腰を立て、背筋をピンッと伸ばす。

 

なぜ、そのような窮屈な姿勢をしなければならないのでしょか?

 

それは、「立腰教育」という小学校、いやもっと小さい保育園や幼稚園の頃から、そうした姿勢が正しいと思い込まれて、そういう指導を受けるからです。

 

しかも、その教育は現在でも続いています。

 

もともとは「軍隊」のための姿勢だった?

軍隊

日本で行われている「立腰教育」は、明治の中期頃から、行われたとされています。

 

「立腰教育」のもとになっているものは、「軍隊式の姿勢教育」なんですね。

 

北朝鮮などの軍隊の映像を見たことがるでしょうか?

 

軍隊では、集団行動や規律を大事にします。一人だけ別なことをしていると、良くないわけです。

 

戦場では、常に緊張感を持って、指示に即座に反応し行動しなければなりません。

 

ですから、緊張感を持たせるために、背筋をピンとさせ、命令系統を円滑にすることに優れているのです。

 

しかし、これは現代に必要なことでしょうか?皆さんが今いるのは、戦場ではありません。

 

常に緊張感を保ちながら、誰かの指示に即座に反応する…

 

「集団行動」を規律良く円滑に行うためには非常に良くても、「胸を張って背筋をピンと伸ばす姿勢」をずっと続けるのは、非常に困難なことです。

 

日本での従来の姿勢教育は、さまざまな筋肉を緊張させてしまう原因になり、背中や腰の張りが大きくなってしまいます。

 

「立腰」をして、胸を張って背筋をピンッと伸ばす姿勢が、「背骨の緩やかなカーブ」を無くしてしまう原因となっているのです。

 

従来の「立腰教育」が健康に結びつかない理由

では、なぜ「立腰教育」つまり「胸を張り、背中をピンと伸ばす姿勢」が、なぜ「健康」という観点から観察しても良くないかを解説して参ります。

 

まず、背筋をピンと伸ばすことは、「楽な姿勢」ではないですよね。

 

頑張ってその姿勢をしている、頑張ってその姿勢を維持しているわけです。

 

当然ながら、「頑張っている」わけですから、「リラックス」とは程遠い姿勢と言えます。

 

緊張する → 交感神経優位

リラックス → 副交感神経優位

 

「交感神経」が優位になると…心身を興奮状態にする → 血管は収縮、血圧上昇、血流量低下、内臓機能の低下、呼吸が浅くなるなど

 

「副交感神経」が優位になると…リラックス → 血管拡張、血圧低下、血流量上昇、内臓機能が活性化、呼吸がゆったりになるなど

 

人間、交感神経が優位になる時も必要であることは間違いないんですが、その状態がずっと続くことを想像してみてください。

 

仕事中でも授業中でも運転中でも、そんな状態で集中力が増すわけがありません。

 

緊張するということは、筋肉を硬くします。

 

ただでさえ、無理な姿勢をするため姿勢保持筋を無駄に疲労させているのに、さらに緊張も加わると、余計に筋肉は硬くなり、コリも出やすくなります。

 

  • 脳への血流が悪くなり、思考能力が落ちる!!
  • 内蔵への血流も低下し、内臓機能は落ちる。
  • 不必要な筋肉にもエネルギーが行きスポーツのパフォーマンスが落ちる。
  • 常に筋肉に負担がかかるため、肩こりや腰痛の原因になる

 

そんな状態がずっと続くこと(正確には、自分でその状態を作っているわけですが)が、「健康」につながるのでしょうか?

 

一流のスポーツ選手は、背中が丸い??

姿勢チェック

体操競技などでは、競技中には「ピン」と背筋や指先を伸ばしますが、競技が終わると、あとは背中を丸めてリラックスしています。

 

海外の一流サッカー選手なども、背中を丸めリラックスしています。

 

クラシックバレエなどは、見ていてきれいな姿勢かもしれませんが、一流のバレエダンサーは、普段は丸い背中をしているんですね。(詳しくは、4DSの堀先生のブログをご覧ください)

 

世界的に見ても、胸を張り、背筋を伸ばすことが良い姿勢だと思っているのは、日本人だけなのかもしれませんね。

 

背中を丸くすることは、「呼吸」の深さにも影響します。

 

100mを全力で走ったと想像してみてください。

 

当然、呼吸は乱れますよね。

 

その時、どういった姿勢で呼吸するでしょうか?

 

ラジオ体操の最後のように、「胸を張って肩甲骨を寄せた姿勢」をしますか?

 

違いますよね。

 

膝に手を置き、背中を丸くし、「ハァハァ」となる人がほとんどです。

 

私自身もそうですし、苦しい時に胸を張っている人を見たこともありません。

 

ということは、本当に体内に酸素が必要な時、呼吸を深くしなければいけない時は、人間は背中を丸めているということです。

 

背筋を伸ばして胸を張るような姿勢だと、肺に残る残気量は大きくなります。

 

背中を丸くして、巻き肩にした方が「残気量」は少なくなります。

 

背筋を伸ばし胸を張っている姿勢だと、はじめから肺の中に残っている空気の量(残気量)が多いので、肺の拡がる容量が一緒であれば、一回換気量(一回の呼吸で肺の中に入ってくる空気の量)は、巻き肩で背中を丸めた方が空気はたくさん肺の中に入るんですね。

 

一流のスポーツ選手が、自然と背中が丸くなるのは、自然に深い呼吸ができているからかもしれません。

 

背骨のカーブがなくなるとどうなるのか?

鶴岡八幡宮

もともと「生理的弯曲」と呼ばれる背骨の自然なカーブは、衝撃を逃がしたり、負担がかからないような構造をしているわけです。

 

重い頭を支えることにも、非常に重要な役割を果たしています。

 

真っすぐなところで頭を支えるよりも、アーチ型、つまり丸い状態の方が強度が増し、安定するんですね。

 

不安定な頭を支えるためには、背中のアーチがあった方が良いんです。

 

画像を見ていただくと、分かりやすいかもしれませんが、鎌倉の鶴岡八幡宮にあるアーチ型の橋です。

 

他にも、長崎の眼鏡橋などが有名でしょうか。

 

真っすぐな構造よりもアーチ型をしていた方が、強度が増し、安定するんです。

 

人の頭の重さは、体重の10%~13%あると言われており(60キロの人ならだいたい6キロくらい)、その重さが背骨の一番上に乗ります。

 

頭の重さを支えたり、衝撃を吸収したり、力を分散させ、身体を安定させるためには、「背骨のカーブ」が重要になって来るのです。

 

生理的弯曲という自然な形をしているのに、わざわざ無理に真っ直ぐにする必要はないのです。

 

実際に、背骨のカーブが失われることで、(背骨の)強度は、約10分の1に低下すると言われています。

 

そうなると、支えきれなくなって来てしまい、必要以上に筋肉が頑張ってしまいます。

 

その結果、肩こりや背中の痛みはもちろん、首の痛みや頭痛、腰痛にまでなりやすい状態が作られてしまいます。

 

当然ながら、背骨自体への負担も増し、さらにカーブが失われる要因となりやすく、背骨に関係する疾患である「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」、「脊椎分離すべり症」などと呼ばれる形になりやすい状態を作ってしまうということですね。

 

何十年と肩こり、背中の痛み、首の痛みに悩まされているという方ほど…

シニア

長引く肩こり、「もう何十年も肩こりや首のコリが良くならない」という方ほど、姿勢に気を付けているとおっしゃる方ばかりなんです。

 

この時の姿勢に気を付ける=背筋をピンと伸ばし、胸を張る姿勢ですよ。

 

従来の姿勢教育によって植え付けられてしまった誤った姿勢をしている方が、筋肉の緊張を生み、肩こりや背中の痛みを引き起こしているのが現状です。

 

「脱力・巻き肩・背中を丸くする」ことで、リラックスして過ごせるようになると、何十年と悩んでいた肩こりもなくなり、快適な日常を送って行くことが可能になります。

 

当院にご来院で多くの方がそれを実感されています。

 

背筋をピンと胸を張ることは、もう過去のもので、リラックスして脱力して過ごせるようにして行きましょう。

 

大丈夫です。

 

「高齢になって背中が曲がってしまったら…」とお思いかもしれませんが、高齢になって曲がって来るのは、背中ではなく、「腰椎」です。

 

本来反っているはずの腰椎が、反らなくなることが問題であって、背中は丸いことが正常なのです。

 

むしろ、腰が曲がってしまった高齢者は、背中を丸くすることができません。

 

なぜなら、腰が曲がった状態で背中を丸くすると、重心が前に行き過ぎてしまい、身体が倒れてしまいます。

 

ご自身の身体でも試してみてください。

 

腰が曲がると、むしろ背中を起こすようにしないと、前のめりになって倒れてしまうんです。

 

それで、画像のような倒れないためのカートが必要になるんです。

 

カートなどの支えるものがない場合、腰が曲がった方の腕の位置は、身体よりも後ろにあります。

 

ということは、肩甲骨を寄せていることになります。「肩甲骨が寄る=胸を張っている」という図式となります。

 

腰椎の前湾がなくなってしまうと、むしろストレートスパイン(背骨が真っすぐな状態)に陥りやすくなってしまとういうことです。

 

高齢になった時に、腰が曲がらないようにするためには、「筋力」であったりも必要であることは間違いないのですが、ウォーキングの仕方であったりの指導も行っております。

 

これで、背中を丸くすることと、将来曲がってしまうんじゃないかという不安は、結びつかないということがご理解いただけたかと思います。

 

当院での姿勢分析とは?

内臓圧迫

当院では、4DSの理論をもとに、姿勢分析を行います。

 

腹腔を潰す「減腔」を行うために必要な肋骨の角度を測定したり、平背にならないための姿勢指導も行います。

 

本当に正しいと思われる姿勢へと、肋骨の角度なども交えながら調整して参ります。

 

一般的な整体院とは、真逆のことをお話させていただくので、最初は戸惑う方もいらっしゃいますが、今まで信じて来た従来の姿勢で、今も身体がツライわけですよね。

 

ですから、「非常識」とされているもの、今までの常識と違うことをしていかなければ、変化は起こりません。

 

当院の院長は、自身で「従来からの立腰教育」と「4DSによる健康のための姿勢教育」の両方を学んだ結果、後者を選択しています。

 

従来の考え方を患者さんに指導してしまっていた時期もあります。(その時の患者さんには申し訳なく思っております。)

 

しかし、自身が実感したこと、私自身も背中の痛みに悩まされていた時期があり、その時は「姿勢が悪いんだ」と一生懸命に暇さえあれば背中を伸ばし、肩甲骨を寄せるストレッチをしていました。

 

しかし、一向に痛みはなくなりません。なくなるどころか、痛みが増していました。息苦しい感じもあり、「どうしたら良くなるのか」と毎日辛い思いをしたこともあります。

 

そこで、脱力を試したところ、あんなに苦しかった背中の痛みを全く感じなくなりました。

 

自身の経験から、同じような思いをされている方を減らしたいと考えております。

 

子供たちも、間違った姿勢教育を受け続けてしまうと、健康への影響が出てしまいます。

 

4DSの理論を広め、多くの方の健康のお役に立てればと考えております。

 

当院の施術が有効な理由
当院の施術の説明画像

理想的な背骨のカーブは63度

背骨のカーブ
姿勢 説明
  • 「猫背」と言われたことがある
  • 「猫背」だと自分でも思い込んでいる
  • 「背中をピンと起こすこと」は良い姿勢だと思っている
  • 「肩甲骨を寄せて胸を張ること」が良い姿勢だと思っている

 

上記に当てはまることはありますか?

 

きっと、ほとんどの方がそう思っていらっしゃるのではないでしょうか?(私も昔はそうでした)

 

しかし、実際にはそうではないんですね。

 

ピンと伸ばした姿勢は、一見きれいに見えるかもしれませんが、実際には身体を緊張させる「交感神経優位の姿勢」であり、あらゆる不調の要因となっています。

 

「正しいとされる背骨の角度」があり、座って腰椎を立てる姿勢などは、理想的な背骨のカーブを損なわせてしまいます。

 

日本人の多くは、「猫背」ではなく、「平背」の状態になっています。

 

「平背」とは、胸椎のカーブがなくなり、上記の右側の写真のような姿勢のことで、理想的と言われるカーブがなくなり、ピンと起こしている姿勢のことです。

 

胸椎のカーブがあることで、ストレートネックや腰痛にもなりにくい姿勢になるのですが、多くの方は、右側の写真の方が正しい姿勢だと思い込んでいます。

 

しかし、それは誤った姿勢教育の影響で、常に筋肉を緊張させることになり、その結果、多くの方が不調になっています。

 

緊張を作ってしまう姿勢よりも、「脱力」できる姿勢をになることで不調が改善されます

 

当院では、そうした誤った姿勢を正しいとされる方向へと導き、文字通り、緊張がなくなり、もっと楽に生活していただけるようになります。

施術方法のご紹介

脊椎・骨盤・骨格の調整

施術のようす

 

脊椎(背骨)に異常が起こると、神経が刺激、圧迫を受けて脊髄神経に障害が起こります。

 

カイロプラクティックでは、「サブラクゼーション」と呼ばれ、神経が圧迫されることで、「痛み」や様々な症状を引きこされると考えられています。

 

「痛み」だけはなく、「自律神経」や「脳神経」にも密接な影響を与え、内臓の働きも低下させます。

 

また、多くの整体院などでは、身体を「平面」でしか捉えていません。レントゲンの画像なども平面でしか判断していなので、様々な矛盾が生じます。

 

当院では、身体を「立体的」に捉え、あらゆる角度からあなたの身体を整えます。

 

脊椎・骨盤・骨格の調整を行う目的

施術の様子

 

神経の圧迫や障害がなくなることで、神経伝達が正常に起こり、自己治癒力を高めることが、施術の目的です。

 

当院では、「脊椎」の土台となっている「骨盤」の調整を軸に、「関節」、「靱帯」、「筋肉」にアプローチし、全身の骨格を整えます。

 

身体を「立体的」に捉えることで、「傾き」や「回旋」だけではなく、平行移動による歪みも整えます。

 

機械は使わず、手技のみで身体の歪みを整え、バランスの良い身体作りを行います。

 

当院の院長は、修業時代を含め、施術歴15年以上の経験を持ち、4DSでの最新の技術も取得し、他院では決して取得できない技術を持っております。

 

減腔(肋骨調整)と内臓調整

減腔

写真は左右にスライドできます

「胸腔」・「腹腔」を潰すこと

「減腔」とは肋骨の調整を行い、「胸腔」、「腹腔」を減圧することで腔内の内圧を高め循環機能、心肺機能のアップを図ります。

「加齢」だけはなく、上述した誤った認識の姿勢によっても、胸腔や腹腔は広がります。

広がってしまった腔内は、内臓機能に大きく影響し、「心肺機能」も低下してしまいます。

加齢とともに、肋骨の角度はどんどん広がってしまいます。

腔を狭めることで、「副交感神経優位」の状態となり、リラックスしやすくなります。

内臓は、交感神経が優位の時には、働きにくいので、「減腔」と「内臓調整」を行うことで「内臓機能」も向上する効果が得られます。

その他、重力に対して鉛直姿勢をとりやすくなる効果もあります。

内臓が圧迫されることを防ぎ、循環を良くします。

ストレスの多い日常生活、間違った姿勢やストレス、加齢などで「胸郭」が広がりやすくなり、広がった肋骨は、内臓を圧迫してしまいます。

腔が広がることで、全身の細胞が膨張しやすくなり、循環不良を起こし、むくみ、筋疲労を招きやすくなります。

内臓を調整することで…

内臓が圧迫されると、心臓の収縮や肺にも負担がかかり(心肺機能の低下)、呼吸機能の低下によって循環不良の状態になりやすくなります。

また、横隔膜が緊張することで、内臓周辺の血流、リンパの流れが滞りやすくなり、内臓機能の低下となってしまいます。

当院の手技で、それらを解消して行きます。

SAKS

SAKS説明画像

 

「SAKS」とは、「皮膚に触れるだけ」で姿勢に変化をもたらしたり、痛みがなくなったり、身体のバランスに変化が起こったりする手技で、4DSの手技の一つでもあります。

 

当院の施術は、基本的には骨格を整えるために、ある程度の圧を加えることが多いのですが、「SAKS」は皮膚に対するアプローチですので、非常にソフトな刺激です。

 

「痛みが強い場合」や「緊張が強い場合」に有効で、軽い刺激で身体に変化を起こすことができます。

 

実際には、触れているだけのように感じ、何をされているかも分からないくらいですが、「皮膚」の下に「筋膜」や「筋肉」が存在しますので、表層にある皮膚に刺激を加えることで、それらが動きやすい状態を作ることができます。

 

「関節」に対しても有効で、疼痛の緩和や身体のバランスの向上などの効果があります。

 

心理社会的要因の影響

カウンセリング

 

慢性痛の専門医も、「心理社会的要因のない慢性痛は存在しない」と言い切ります。

 

むしろ、「心理社会的を考慮しないから、慢性痛がこじれてしまう」とも言われています。

 

「心理社会的要因」と聞いて、「心因性」や「精神的な痛み」などと言われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、そう単純ではありません。

 

慢性痛には、

 

  • 「神経障害性」
  • 「侵害受容性」
  • 「心理社会的」

 

この3つが、関係していると言われています。

 

それぞれが単体ではなく、3つの要素がそれぞれ人によって大小はあるものの、影響し合っているという側面があります。

 

「感情」や、「社会的な要因」も、痛みと大きく関係するということですね。

 

「西洋医学」の現場でも、現在では、「脳」や「心」と身体の不調の関係が、研究の対象となっています。

 

昨今、軟骨の形状や骨の形状(椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など)は、痛みと関係していないことも多々あるのではないかということが言われ始めました。

 

「手術」や「薬物療法」などを行う「西洋医学」の現場でも、このように言われることもよく耳にするようになっています。

 

実際に手術をしても、「痛みに変化がない」という結果に対し、ようやく研究が進んできています。

 

「慢性痛」は、言い換えると「生活習慣病」と捉えることができ、日常生活での姿勢、運動習慣などが関係しますが(いわゆるクセがそうです。)、「考え方・思考」にもクセはあります。

 

身体的なことも、もちろんそうですが、「考え方・思考」もパターン化したものなど、本人的には気づきにくいクセも存在します。

 

当院の院長は、メディカルコーチングや免疫医学研究会などの運営に携わり、「心」と「身体」、「免疫力」に対する学びを深めています。

 

「心理社会的要因」を考慮した施術、そしてカウンセリングを行い、ともに歩んで行き、症状にアプローチして行くことが、慢性痛や自律神経の回復には有効です。

 

良くなる仕組み
施術の流れ

動画で確認

院長からのメッセージ

「当院が大切にしていること」

 

当院では、ご来院のお一人お一人に、「痛みや症状によって制限をされたり、振り回されたりするのではなく、その人らしく生きていけるようになってほしい」

 

と願いながら、日々、真摯にご来院の方々と向き合っております。

 

・旅行に行きたいんだけど、長い時間座っていられないから…
・腰さえ痛くなければ…
・頭痛がなければ、もっと仕事もできるのに…

 

そういったお声を、よく耳にします。

 

痛みや症状によって、やりたいことができなかったり、色々なことに制限をかけたり、躊躇してしまったり…そういった方が非常に多いと感じます。

 

「痛みによって、自分の人生が左右されてしまうこと」

 

それは、人生を楽しんでいる状態とは言いにくいですよね。

 

当院では、決して「痛み」や「症状」だけを追うのではなく、あなた自身の思いを大切にしたいと考えております。

 

知らず知らずのうちに、「制限」をかけていた日常から、あなたの未来が、少しでも明るく前向きになり、理想とする「未来」に向かってあなた自身が自立して歩めるように、「身体」と「心」の状態を整えて行く。

 

「毎日を楽しめる。」

 

その第一歩を当院で踏み出してみませんか?

 

よこはま山手治療院 院長 中野貴博

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