ご来院者
20代 男性
来院動機
同じ会社の方が当院に通院されており、普段から辛そうなご来院者の方を見て、当院を紹介してくださいました。
症状
・左の顎の痛みと大きく口を開けようとすると音が鳴る。
・慢性的に首が痛く、いつもスッキリしない(特に左)
上記の2つが主な症状ですが、いつも首が痛く、集中力がなくなったり、イライラもしやすいとのことでした。
当院にご来院前の治療方法
顎関節症については、歯科医院に行かれたそうですが、マウスピースで対処を勧められただけで、痛みや音が鳴る症状の改善には至らなかったとのことです。
首の痛みは、整形外科では湿布などのいわゆる「温存療法」での対処しかされず、特に何もしておられなかったそうです。
当院での施術
まず、顎関節症に対しては、SA(頭蓋矯正)を行い、顎関節の位置も整えることで、初回の施術で「音が鳴る症状」は回復しました。
首の痛みに関しては、当院独自の施術で頸椎の可動域を回復させ、周囲の筋肉も動かすことで術後の痛みはかなりなくなりました。
顎関節のズレや首の痛みは、その場所だけに問題があるのではなく、下半身や骨盤などがバランスを崩し、身体全体のバランスをとるため、上半身でそのバランスを補正をします。
さらに顔の位置で真っ直ぐな状態を作るため、首や顎の位置でバランスを取ろうとします。
そのため、患部だけの施術を行っていても、その場しのぎとなってしまいかねません。
身体全体へのアプローチを行い、再発しないようなお身体になっていただけるよう施術を行いました。
経過
上記しましたが、初回で顎関節症による「音が鳴る」症状は消失。
痛みは若干残ったものの、1週間~2週間に一度の施術を数回行い、顎の痛みはほとんどなくなったとのことです。
首の痛みに関しては、かなり慢性化していましたが、日常生活に影響が出るほどの痛みはなくなり、痛みもほとんどなく生活できるようになられたとのことです。
スマホやゲームをよくされるとのことで、固定される時間が長いことが痛みの要因になりやすいお話をさせていただき、運動などもアドバイスさせていただきました。
現在では月に一度ご来院され、痛みがひどくならないようお身体をチェックさせていただいております。
考察
当院には、歯科医院などで改善されなかった「顎関節症」の方が多く来院されます。
顎関節症の直接の原因は、「上下の歯が触れ合うこと」、つまり噛み締めなどが痛みの原因になると言われ始め、「嚙み合わせ」ではないことを歯科医師も発信するようになりました。
ですから、歯科医院で「嚙み合わせが原因だ」と言われ、歯を削ることは必要がないのです。
削ってしまった歯は、二度と元には戻りませんので、まずは「削る前」にご相談いただければと思います。
今回のご来院者の方は、長年の姿勢やバランスの悪さによって、首と顎に負担がかかっており、仕事にも集中できないようでしたが、症状が回復し、お仕事も普通にこなせるようになったとのことでした。
「整体で顎の痛みが良くなるなんて」
と驚かれることもあるのですが、むしろ整体で頭蓋矯正を行うことが一番の近道だと当院は考えております。
もしこちらをご覧になっているあなたやお知り合いで「顎が痛い」、「音が鳴る」、「口が開けづらい」などの症状でお困りであれば、ぜひ当院にご相談ください。
この記事を書いた人
中野 貴博(なかの たかひろ)
横浜市中区の整体 よこはま山手治療院 院長 あん摩マッサージ指圧師
当院のコンセプトである「痛みや症状に振り回されることなく、やりたいことをやりたい時にできる身体作りを目指すこと」を患者さんに体現していただくため、日々活動しています。
昭和54年8月20日生 石川県金沢市出身(横浜在住20年ほど)
血液型O型
詳しいプロフィールはこちら
お電話ありがとうございます、
よこはま山手治療院でございます。